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フォトショップで色の置き換えをマスターする5つの鉄板テクニック【保存版】

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「写真に写っているドレスや車の色を変更したい。」「背景の色をもう少し明るくしてほしい。」「ブランドカラーに合わせてソファーの色を変更したい。」

 

デザイン制作において色の置き換え、変更は特に要望の多い重要なテクニックのひとつです。しかし、用途に応じてツールを使い分け、色の置き換えを行っているひとは、どれだけいるでしょう。

 

今回は、Photoshopの各種ツールを駆使した色の置き換えテクニックを、実践のデザインサンプル例と一緒にまとめてご紹介します。これらの方法を試してみることで、どんなデザインでもお手軽に色の置き換えを行うことができるようになります。

 

なお、今回ご紹介するテクニックの多くは、色の置き換えを行いたい選択範囲を指定してからテクニックを適用します。フォトショップによる切り抜き方法に関しては、以下の記事を参考にどうぞ。

 

Photoshop切り抜きをマスターする、12個の鉄板テクニック 完全ガイド

 

 

01. 「モデルが着用しているドレスの色を変更したい。」

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まずは色の置き換えを行いたいドレス部分のみを、お好みのツールを使って選択しましょう。続けてレイヤーパネルの右下より「新規調整レイヤー」の「色相・彩度」を選択しましょう。「色相」を調整するときに、同時に「彩度」も調整することでより鮮やかで、ナチュラルな色合いを表現できます。

 

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また、「明度」を調整することで、色を落とした灰色にすることもできます。

 

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このテクニックのポイントは、新規調整レイヤーをつかって色の置き換えを行うので、レイヤーの不透明度を変更し色をブレンドできる点です。

 

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02. 「車の色を背景に合わせて変更したい。」

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まず、色を置き換えたい車の塗装部分のみを選択範囲で指定します。続けて、「新規調整レイヤー」の「ベタ塗り」を選択し、お好みの色でペイントします。この時点では、全くデザインになじんでいません。
 

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作成したベタ塗りレイヤーを選択した状態で、レイヤーの描画モードを「色相」または「カラー」に変更してみましょう。こうすることで、リアルな光沢感を演出できます。ここでは、よりナチュラルな風合いの描画モード「色相」にしています。

 

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またツールボックスよりスポイトツールを選択し、ベタ塗りカラーを背景からダイレクトに指定することも可能。ここでは、背景の緑色を抽出することでカーキ色の落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

 

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03. 「白色のドレスの色を変更したい。」

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白色のものを他の色に置き換えるのは、明るくなりすぎたり、コントラストが足りなかったりと、他の色に比べて厄介な色と言えるでしょう。

 

まず、色の置き換えを行いたいドレスの部分のみを選択範囲で指定します。つぎに「新規調整レイヤー」の「色相・彩度」を選択しましょう。特に白色では、「明度」をすこし下げることで、コントラストがよりはっきりした雰囲気に仕上げることができます。。

 

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「新規調整レイヤー」の「レベル補正」を選択し、ドレスのコントラストを高めれば完成です。

 

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04. 「背景の壁の色を変更したい。」

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新規調整レイヤーより「色相・彩度」を選択し、色を変更していきましょう。今回は、黄色がかったレンガの背景を変更するため、「黄色」の色合いのみを調整していきます。

 

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このときに、人物の顔などエフェクトを適用したくない部分はレイヤーマスクしてしまいましょう。新規調整レイヤーのレイヤーマスクを選択した状態で、ツールボックスよりブラシツールを選択し、描画色「黒(#000000)」のソフトブラシで、不要な部分をペイントしていきましょう。今回は、人物モデルの顔エリアを中心にマスキングしできます。

 

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より効果的に色の置き換えを行いたいときは、「色相・彩度」新規調整レイヤー用パネルより指スクラブツールにチェックを入れ、色を置き換えたい部分をクリックしながらドラッグすることで「彩度」を調整できます。また、Command/Ctrlを押しながらクリック+ドラッグすることで「色相」を調整できます。これによって、顔部分など不要な部分へのエフェクトの影響が軽減され、マスキングしやすくなります。

 

このテクニックのポイントとしては、髪の毛など選択範囲を指定しにくい部分にも、色の置き換えがうまく反映されるので、ナチュラルで違和感のない仕上がりを実現できます。

 

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05. 「ブランドカラーに合わせてソファーの色を変更したい。」

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まずは、色の置き換えを行いたいスウォッチカラーを指定します。ここでは、円形の選択範囲を黄色でペイントしています。

 

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ツールボックスより「スポイトツール」を選択し、Shiftキーを押しながら、利用したいスウォッチカラーと色を置き換えたい部分の2ヶ所を同時に選択しましょう。「情報」パネルを開き、「Labカラー」に変更しましょう。

 

Labカラー」は、それぞれの頭文字が異なる色合いを表しており、L が明るさ、a はCamera Rawの「色かぶり補正」を表現しており、値が低いほど緑っぽく、値が高いほどマゼンタっぽい色になる。b は、Camera Rawの「色温度」を表し、値が低いほど青が強く、高いほど黄色っぽい色合いとなります。

 

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「新規調整レイヤー」の「トーンカーブ」を追加し、Command/Ctrlキーを押しながら、カラーピッカーで選択した色の置き換えを行いたい点を再度クリックしましょう。続けて、スポイトツール#2の値を「情報」パネルで確認しながら、変更したい色#1の値に近づけていきます。まず、a の値を揃えた様子で、やや紫がかった色合いに。

 

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次に b の値も揃えていきましょう。ここで値を変更すると、 L や a の値も連動して変更されるので、うまくいくまで何度か再調整する必要があるでしょう。ちなみに2つ並んだ数字は、左が変更前、右が変更後を表しています。

 

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最終的にスポイトカラーの#1と#2の値を近づけた様子がこちら。光の反射も考慮され、本物そっくりの質感でソファーの色の置き換えを行うことができました。

 

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今回紹介したテクニックの詳しい詳細は、以下の動画チュートリアルを確認することができます。これで、フォトショップをつかってどんなものでも自由に色の置き換えを行うことができました。

 

 

参照元リンク : 5 Ways to Change the Color of ANYTHING in Photoshop by TutVid – YouTube

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