
厳しく著作権を管理していることでも知られるスタジオジブリは、公式ウェブサイトを通じて、今月から全作品の場面写真を順次無料提供することを発表しました。
2020年に入り、これまでの作品のほぼ全体をNetflixで公開したり(米国、カナダ、日本は除く)、Zoomなどのオンラインミーティング向けバーチャル背景を無料公開するなど、デジタル化の流れが加速しています。
スタジオジブリ、場面写真400枚の無料公開を開始、 「常識の範囲でご自由に」利用
今月公開された8作品は以下の通り。
- 思い出のマーニー(2014)
- かぐや姫の物語(2013)
- 風立ちぬ(2013)
- コクリコ坂から(2011)
- 借りぐらしのアリエッティ(2010)
- 崖の上のポニョ(2008)
- ゲド戦記(2006)
- 千と千尋の神隠し(2001)
作品の名場面をそれぞれ50枚ずつ、合計400枚の画像ファイルとして無料提供されており、各画像ファイルは1,920×1,038pxとなっています。
「常識の範囲でご自由にお使いください」という、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの直筆コメントと一緒に掲載されており、不快と見なされるものを宣伝したり、製品販売など商用利用はできません。
教育目的はもちろん、プレゼン資料の挿絵などに活用してみても良いでしょう。
■ 思い出のマーニー(2014)
■ かぐや姫の物語(2013)
■ 風立ちぬ(2013)
■ コクリコ坂から(2011)
■ 借りぐらしのアリエッティ(2010)
■ 崖の上のポニョ(2008)
■ ゲド戦記(2006)
■ 千と千尋の神隠し(2001)
今後も準備提供予定となっているので、「魔女の宅急便」や「トトロ」、「ハウルの動く城」などの人気作品から、どのようなシーンが見られるのか楽しみです。