
フォントは毎日世界中のデザイナーさんによって作成、公開されており、フリーフォントとして配布されている種類も星の数ほど豊富にあります。
今回は海外有名ブログSmashing Magazineで、比較的最近公開されたばかりのクールなフリーフォント20個をまとめた「20 Fresh High Quality Free Fonts」のエントリーより印象的なフリーフォントをいくつかピックアップしてみました。
エレガントですっきりしたミニマルフォントから、手描き風フリーフォント、筆記体フォントなど人気のスタイルが数多く揃っています。
どれも無料でダウンロードすることができますが、それぞれのフォントによって使用に関するライセンスが異なりますので、確認のうえ使用するようにしましょう。
詳細は以下から。
最近公開されたクールなフリーフォント20個まとめ 2010年5月度
どんなデザインにもあわせやすいシンプルなセリフフォントのひとつ。
商用利用可能なフリーフォントで持っていると便利かもしれません。
フォントの端に滑らかな曲線をデザインしたサンセリフフォントのひとつ。
通常フォントスタイルごとに$25(約2200円)で販売されているフォントですが、Otari Bold Limitedのみ無料でダウンロード可能。
無料会員登録が必要ですが、フリーフォントもたくさんあるので登録をオススメします。
個人的にもよく利用するMuseoフォントを改良したバージョン。
全部で12種類のスタイルがありますが、Museo Slab 500と500 Italicを無料でダウンロード可能。
こちらも無料会員登録が必要となります。
新聞や雑誌の編集で利用することも目的にデザインされたフリーフォント。
インパクトのあるサンセリフフォントはヘッダーやタイトルなどに使ってもよさそうです。
商用利用可能で、Adelle BoldとBold Italicの2種類をダウンロードできます。
太めの筆記体でデザインされたフリーフォントのひとつ。
各アルファベットのつなぎ目も滑らかになっており、ロゴデザインなどにも利用できそうです。
人気の高いヘルベチカフォントを手書き風に加工、デザインしたフリーフォント。
Lightスタイルのみ無料ダウンロード可能で、無料会員登録が必要。
Ayita Pro SemiBold / Ayita Pro Thin Italic
やさしい印象を与えてくれるシンプルなフリーフォントとなっており、ヘッダーやタイトルに最適。
SemiBoldタイプとThin Italicタイプの2種類がダウンロード可能。
無料会員登録必要。
リッチで豪華な印象を与えてくれるサンセリフ系フリーフォントのひとつ。
英語だけでなく、ドイツ語、ハンガリー語、トルコ語などにも対応したアルファベットが収録されています。
残念ながら個人利用のみとなっています。
フォントのギャップをなくし出来るだけ読みやすいように考えてデザインされたフリーフォント。
シンプルなフォントなので利用する機会も多いのではないでしょうか。
RegularタイプとItalicタイプの2種類がダウンロード可能。
ファッション雑誌やグラフィックデザインなどでよく利用されている極太のかわいいフリーフォント。
個人利用のみとなっています。
Tertre Extra Bold & Extra Bold Italic
少ない文字数をかっこよくレイアウトすることを目的にデザインされたフリーフォント。
フォントの端にデザインされた飾りも各アルファベットで独立しており、見た目もナイスです。
無料会員登録必要。
企業用ウェブサイトにおいてヘッダーやタイトルなどに利用することを目的にデザインされたフリーフォントのひとつ。
個人、商用利用ともに可能となっています。
手描き風筆記体フォントとなっており、あまり他では見かけないユニークなフリーフォント。
うまくレイアウトする方法としては、最初と最後のアルファベットを大文字にすることとなっています。
プログラムを作成するときによく見かけるであろう「あの」フォントをそのままフォントとして使うことができます。
シンプルでミニマルなデザインがお好みの方にオススメフォントがこちら。
2010年5月16日まで期間限定でSans Lightタイプを無料ダウンロード可能となっています。
一度ご紹介していますが、ホームページのヘッダー部分などに使うとインパクトがありそうです。
まとめ、追記事項
今回ご紹介したフォントの多くが、MyFonts.comというサイトに会員登録することでダウンロードできるものが多く含まれています。
デザイン性の高いフォントを販売しているサイトですが、それ以外にも400種類以上のフリーフォントもダウンロードすることができるのがポイントです。
登録もシンプルなのでこれを機会に利用してみてはいかがでしょう。
またデザインなどにおいて使用するフォントをどれにしようか悩んでいる場合は以下のインフォグラフィックスを利用してもよいかもしれません。
英語表記となっていますが、きっとあなたのフォント選定の手助けをしてくれますよ。
So You Need A Typeface (Infographics)
2010.05.12 pm16:53追記
デコもじ http://decomoji.jp/
お好みのフォントを使って表示可能なウェブフォントは海外を中心に使われ始めていますが、日本語対応のサービスも始まったようです。
興味のある方は以下の記事を参考にしてみるとよいかもしれません。
(参考記事) ASCII.jp:国内初の日本語対応ウェブフォントサービス「デコもじ」を開始(br _) ウェブフォント関連事業に本格参入
参照元サイトにも今回紹介していないフリーフォントがまとめて公開されていますので、よろしかったらこちらも一緒に合わせてどうぞ。
[参照元 : 20 Fresh High Quality Free Fonts – Smashing Magazine]