
フォトショップとの関連はあまりないのですが、「デザイン」としてちょっとおもしろかったので投稿してみます。
発売から今年で24年目を迎える人気シューズNike「Dunk Series(ダンクシリーズ)」に関する興味深いまとめ記事があったのでご紹介します。
アメリカの人気ファッション雑誌「Complex Magazine」のホームページで公開されている記事「The Best Nike Dunks Of All TIme」では、今まで発売された「Dunk」シリーズの総集編ベスト50がまとめられています。
発売から24年たった現在でも、多くのアーティストやデザイナーなどとのコラボレーション、発売当時のカラーで復刻された「Be True」シリーズ、自分の思い通りにカスタムできる「Nike ID」などさまざまなプロジェクトが進行中のNike Dunk。
世界中に熱狂的なコレクター、マニアも存在し、生産数が限りなく少ないシリーズ、別名「プレミアシューズ」は、小売価格の何倍もの金額で取引されたりしています。
今回ご紹介する記事には、ちょっとしたその靴に関する知識、トレビアと写真がまとめてあります。
個人的にも、普段よく使用していて愛着もあるんです。
「あー、これあった、あった。」
「これ、欲しかったんだよなー。」
など思いを巡らせる一足がきっとみつかりますよ。
今回はその中からベスト10を特集してみました。
参照元記事「The Best Nike Dunks Of All TIme」もよかったら合わせてごらんください。
詳細は以下から。
10. Nike Dunk Low “AKA” (Patent Charity Dunk Pack) - 2006年
今回このまとめ記事を書いているComplexマガジンと同グループ「12oz.」の編集者Allen Benedict(アレン・ベネディクト)がデザインしたシリーズ「AKA (Patent Charity Dunk Pack)」。
スプレー缶からインスパイアされてデザインされたシリーズでパテントカラーがかわいいです。
実際には育児放棄された子供たちをサポートする非営利団体「Free Arts NYC」のチャリティーオークションにかけられました。
なんと落札価格は7足コンプリートセットで$15,000(約140万円)に達したようです。
9. Nike x HAZE Dunk Low – 2003年
ニューヨークを拠点に世界中で活躍する伝説的グラフィティーアーティストHazeとのコラボレーションで生まれた一足。
Nikeはこれまでにもストリートアーティストたちと数々のコラボレーション作品を完成されています。
こういうデザインの「つながり」っていいですね。
8. Nike Sportswear x Nylon Magazine Dunk Hi – 2009年
こちらも人気ファッション雑誌とNikeのコラボレーションで生まれた一足です。
デザインマガジン「Nylon」とのコラボで生まれた5色のカラフルなシリーズ。
2008年の冬にニューヨークで開催されたFashion Weekに発表され、2009年夏に発売されました。
発売と同時に完売という状態となってしまったようで、今ではプレミア価格となっているようです。
7. Nike Dunk Hi “Orchard St. Customs” – 2003年
人気アパレルブランドOrchardが生産数40足という超少量で完成させた「Orchand St. Customes」。
しかも販売はなし。
実はこれ、プロモーションの一環として企画され、完成した40足はニューヨークのいたるところにある、街頭のてっぺんにくくりつけられていたのです。
見つけて、ゲットしたらあなたのものですよ、ということらしいです。
最終的にはオークションなどで$1,000(約93,000)くらいで取引されているようです。
すばらしいアイデアですね、でも日本で同じことをしたら、、、。
6. Nike Dunk Hi “Nylon Vandal” (Coachella) – 2008年
毎年4月にカリフォルニアの砂漠の真ん中、Indio(インディオ)で行われる音楽フェスティバル「Coachella」で限定発売された一足。
すべてナイロン素材でデザインされた珍しい一足で今までにないダンクの新しい一面が表現されています。
5. Nike x Pharrell Williams Dunk High – 2004年
人気音楽グループ「N.E.R.D」と人気ファッションメディアブログ「Hypebeasts」のコラボレーションによって生まれた一足。
スケートボードをすることを考えて作られた一足となっていて、黒のミニマムなデザイン。
こちらもオークションサイトe Bayなどで高値で取引されています。
4. Nike Dunk (Original 7 School Colorways) – 1985年
1985年にアメリカの大学バスケットボールリーグとコラボして誕生した歴史的人気シューズ「Dunk」。
当時、ケンタッキー、アイオワ、シラキュース、アリゾナ、ミシガン、セントジョーンズ、UNLVの大学7校のユニフォームカラーを再現しています。
発売から24年以上たった今でも、復刻版が発売され人気を博しています。
色あせず、時代を感じさせないカラーリングがたまりません。
3. Nike Sportswear x Dave’s Quality Meats Dunk Hi – 2008年
Dave & Co.とのコラボレーションでデザインされた非常に珍しい色のシリーズ「Dave’s Quality Meats Dunk Hi」。
このシリーズで初めて他ショップの名前が入ったダンクが発売され、スニーカーマニアの間で話題になったそうです。
2. Nike Dunk Low Pro B “Smurf” – 1999年
1999年、スケートボードなどのエクストリーム系スポーツ専門のNike SBが発足する前に発売された珍しい一足。
Nike SBでは、スケートボードがしやすいように、ベロ部分がぶ厚くなったバージョンをデザインしていますが、これは、Nike SBが設立される前に、Nike Japanからのみ発売された「幻の一足」と言われています。
1. Nike Dunk Hi “Wu-Tang Clan” – 1999年
ヒップホップの重鎮グループ「Wu-Tang Clan」のロゴが入っているお宝級の一足です。
36足のみ作られて、一度も販売されたことがないことでも有名です。
Complex Magazineでは、この靴が1位の理由をいくつか挙げています。
まず、ダンクの発売当初のオリジナルカラー(アイオワ大学カラー)であること。
そして、Wu-Tang Clanとのコラボレーションによって、Nikeがファッションアイコンとしてヒップホップに広く浸透していったからだそうです。
また、このコラボレーションに始まり、Pharrellなどのアーティストとのコラボが活発になったそうです。
いかがでしたか。
自分のお気に入りの一足は見つかりましたか。
参照元サイトでは、ベスト50足すべてを見ることができるのでよろしかったら合わせてどうぞ。
[参照元 : The Best Nike Dunks Of All Time – Complex Magazine]
またPhotoshop VIPでは、「自分だけの世界で一足のオリジナルDunkが作りたい」というひとに、「NikeIDのようにDunk Highを思い通りにカスタマイズ、無料フォトショップ用PSDファイル」を公開しています。
これは、すべての靴のパーツ(靴ひも、ソールなど)を自分の好きな色でデザインすることができるフォトショップ用PSDファイルになっています。
Dunkシリーズのほかにも以下のような人気シューズでもカスタマイズすることができます。
塗り絵感覚で、オリジナルの一足を作ってみてはいかがですか。
- NikeIDのようにAir Force Oneを思い通りにカスタマイズ、無料フォトショップ用PSDファイル
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