
iPhoneで撮影した写真にさまざまなエフェクトを加え、手軽に投稿できるアプリInstagram。
その中でもトイカメラで撮影したような「Nashvilleエフェクト」が個人的に好きなのですが、Photoshopで同様のエフェクトを再現したチュートリアル「Quick Tips: Instagram Your Images Using Photoshop」が海外デザインブログAbduzeedoで公開されていたので、今回はご紹介します。
ほんの数ステップのみで完成させることができるお手軽なチュートリアルとなっているので、これからPhotoshopをはじめようというひとにもオススメです。
詳細は以下から。
チュートリアル情報
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プログラム : Photoshop
バージョン : CS5で作成 (古いバージョンでも可能
難易度 : 初級者から上級者まで
所要時間 : 1時間ほど[/note_box]
今回使用した写真は以下よりダウンロード可能となっています。
[button_square color=”green” url=”http://www.flickr.com/photos/patrick-smith-photography”] Patrick Smith イメージ写真 [/button_square]
チュートリアルハイライト
Step 1 加工したいイメージ写真を用意しよう
Photoshopを開き、エフェクトを加えたいイメージ写真を開きます。レイヤーパレット上でイメージ写真レイヤーをダブルクリックし、ロックを解除しておきましょう。
新しいレイヤーを作成し、クリーム色(#f7d9ad)で塗りつぶし、続けてレイヤーの描画モードを「乗算」に変更します。
Step 2 イメージ写真にエフェクトを加えていこう
イメージ写真レイヤーに戻り、メインメニューより「イメージ」>「色調補正」>「トーンカーブ」を選択しましょう。
まず「グリーン」チャンネルを選択し、「出力37」に設定、続けて「ブルー」チャンネルを選択し、「出力133」で適用します。
再度メインメニューより「イメージ」>「色調補正」>「レベル補正」を選択し、以下のように設定しましょう。
メインメニューより「イメージ」>「色調補正」>「明るさ・コントラス」を選択し、様子を見ながら変更していきましょう。
今回は「明るさ 6」、「コントラスト 51」に設定しています。同時に「従来方式を利用」のチェックを外しておきます。
Step 3 エフェクトを更に加えていこう
Step2同様に再度メインメニューより「イメージ」>「色調補正」>「トーンカーブ」を選択します。
今回は「グリーンチャンネル」の「入力 13」、「ブルーチャンネル」の「入力 88」で設定を行います。こうすることで、トイカメラ独特の色味を表現することが可能となります。
イメージ写真に更に奥行き感を与えるために、再度メインメニューより「イメージ」>「色調補正」>「明るさ・コントラスト」を選択し「明るさ -6」、「コントラスト 33」で設定します。
最後にもう一度メインメニューより「イメージ」>「色調補正」>「トーンカーブ」を選択し、「レッド」チャンネルの「出力 4」、「ブルー」チャンネルの「出力 14」に設定すれば完成となります。
完成
ここまでのステップを順番通りに行うことで、Instagramの「Nashvilleエフェクト」を再現することができます。
すべてのステップをアクションファイルとして記憶、保存することで、次回以降クリックひとつでどんな写真にもエフェクトを適用することができますよ。(アクションファイルの使い方についてはこちらのエントリーを参考にどうぞ。)
今回は最後にテクスチャ素材を重ね、描画モード「スクリーン」とすることで幻想的なデザインに仕上げています。
[download_box]ダウンロード詳細
ファイルサイズ : 12.8MB
ファイル形式 : psdファイル (.zipファイルで圧縮されています。)
[big_button color=”orange” url=”http://imgs.abduzeedo.com/files/francois/tutorials/instagram_nashville/Abduzeedo_InstagramNashvilleTut_2.psd.zip” desc=”サンプルPSDをダウンロード”] DOWNLOAD [/big_button]
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