
前回「いつの時代も語り継がれデザインのモチーフになる人物ベスト100 その1」が大好評でしたが、第2回目となる今回は、11人目から20人目をご紹介します。あまり日本において知名度の高くない人物も含まれていますが、どの著名人にも面白いストーリーが隠されています。
11.マーロン・ブランド
1953年に公開された「乱暴者」の劇場版ポスター用の写真。マーロン・ブランドは戦後の「アメリカ若者文化の源流」とも言われており、出演する映画のたびにトラブルを起こすトラブルメーカーとして知られていました。しかし、演技力は抜群で、アル・パチーノやロバート・デ・ニーロなど多くの著名人に今もなお愛され続けています。
12.ハンフリー・ボガート
ハンフリー・ボガートは1940年~50年代にかけて活躍した俳優で、この時代の象徴的トップスターでもありました。 トレンチコートの襟を立て、タバコをくゆらすさまを「ボガートスタイル」と呼び、多くの若者が真似をしていました。George Hurrellによって1939年に撮影。
13. ナポレオン・ボナパルト
ナポレオン・ボナパルトは今でもなお英雄としてフランスの象徴とされています。彼は全ヨーロッパを相手に侵略を繰り返した「ナポレオン戦争」などが知られていますが、晩年は監禁状態で過ごし、胃癌でなくなったとの見方が強いです。(死因はいまだに解明されていません。)1802年にAntoine-Jean Grosによって描かれた肖像画。
14. アル・カポーネ
アル・カポーネはアメリカの禁酒法時代に酒を密造し売りさばくなどして多額の富を得て、シカゴの暗黒街のボスへとのし上がっていったのです。逮捕されて、サンフランシスコのアルカトラズ刑務所から出所する頃には以前の威勢のよい姿はなくなり、精神性の病に悩まされていました。撮影年・撮影者不明。
15.フィデル・カストロ
フィデル・カストロは アメリカに政治を一任されていた時代に、武力によって、キューバを社会主義国家にかけた人物です。この人物のおかげでチェ・ゲバラが後に登場したのです。撮影年・撮影者不明。
16.チャールズ・チャップリン
チャールズ・チャップリンは映画の黎明期に数々の作品を作り上げ、「喜劇王」の異名を持ちます。もともとイギリス出身ですがアメリカ、ハリウッドで活動を続けることによって彼の人生は大きく変わっていきました。1915年撮影。
17.イエス・キリスト
説明不要のキリスト教のモデルとなったイエス・キリストです。誕生から2000年以上経った今でもいつ産まれたか正確な日付はわかっていません。1940年にWarner Sallmanによって描かれた肖像画。
18. ウィンストン・チャーチル
ウィンストン・チャーチルは1940年~45年まで戦時首相としてイギリス国民を指導し、第二次世界大戦を勝利に導きました。今もなお「偉大な英国人」としてイギリスにおいて英雄視されています。1941年にYousuf Karshによって撮影。
19.クリストファー・コロンブス
クリストファー・コロンブスは大航海時代に初めてアメリカ大陸に上陸したイタリア人です。しかし見つけた土地を植民地とすることで、現地人との間に摩擦が耐えなかったそうです。撮影年・撮影者不明
20.マリ・キュリー
「キュリー夫人」として日本でもよく知られるマリ・キュリーはポーランド出身の物理学者、化学者です。また、女性として史上初のノーベル賞受賞者であり、ノーベル物理学賞とノーベル化学賞を受けた唯一の人物です。撮影年・撮影者不明
いかがでしたでしょうか。次回は21人~30人目をご紹介します。
[参照元 : Webdesigner Depot]